気になっていたんだ。

20040520-b1

お店に入ってくるなり、その方がおっしゃった言葉です。
向かった先は、花瓶などの工芸品のところ。
一品ずつ手に取られて、じっくりと見られています。
仕事の関係で、木のことに詳しいそうで木の名前も「これはエンジュ、これは○○・・・」と話されながら、「すごいなぁ~好く作ってあるね。」と。
そして、「値段は高いような気がするけれど、作りあがるまでに木が割れてしまったりするから、これぐらいして当たり前なんだよなぁ~」とも。
鵡川町の工芸品のことは、2月10日と3月4日に書いていますが、今日の方のように、ゆっくりじっくり見られる人は少ないんです。
ぱっと値段を見て、「高いね~ほしいけれど、手が出ないわ。」と話される方が多いのです。
確かに、店に置いている商品ですから買って頂けると嬉しいですが、木で作ってあるいろいろなものを、一人でも多くのかたにふれて頂いて、木の持っている暖かさをを知って頂けたらと思います。